はじめに

雲の向こうは、いつも青空

Louisa May Alcott(ルイーザ・メイ・オルコット)

4000年以上、歴史ある陰陽五行思想の世界へようこそ。

陰陽五行思想というのは、中国の紀元前に、それぞれ無関係に発生した「陰陽説」と「五行説」が統合され、兵書から音楽、病気を治療する方法(医方)に至るまで、長年、愛用されてきた思想です。

日本で最初に、その名前が出てきたのは、757年の「続日本記」で、「陰陽生者、周易・新撰陰陽書・黄帝金置・五行大義」と記されており、日本では、非常に早い段階から受け入れられていた思想といえるのです。(参考:五行大義 新装版 中国古典新書 中村 璋八著)

実際に学べば学ぶほど、その奥行きの深さに驚き、すでに10年以上鑑定していますが、未だ新しい発見があるので、常にワクワクしています。

個人的には、四柱推命から学び始め、その後に算命学に出会いました。そして、ご依頼者様の現実と鑑定結果を照らし合わせ続けた結果、わたしには算命学の方が合っていると感じています。

しかし、日本では四柱推命の方が、圧倒的に認知度が高く、用語も四柱推命を使用した方が、皆様に理解していただきやすい現実があります。

それに、今でも一部だけ、四柱推命を取り入れておりますので、当方の鑑定書では、【四柱推命の用語】で、命式の出し方や鑑定そのものは【算命学】をメインに使用しています。

また、近年は、インターネットで有名人や有識者、官報に出ている人から犯罪者に至るまで、生年月日が分かる方のデーター収集に多くの時間を費やしております。

それらのデータとご依頼者様の情報を突き合わせることで、より正確な運気の流れを解析することができるのです。

陰陽五行そのものをご存じではない方にも、分かりやすく丁寧にお伝えさせていただきます。どうぞご安心下さいませ。

冒頭の「雲の向こうは、いつも青空」という名言は、どんより暗く思い悩んでいる時、何か小さな事がきっかけで、物事の見え方が変わると、そこに当たり前に存在する、いつもの空が、まるで初めて見た風景のように、新鮮で美しく輝いて見える・・・明けない夜はないのだ・・・と思わせてくれる言葉です。

わたしは、皆様のそんな「小さなきっかけ」になりたいと考えています。



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